【従業員インタビュー】職人である前に建物診断のプロでありたい。

法政大学でキャリア論を中心に学びながら、「変化の時代における自分らしい働き方」や「仕事を通じて社会とどう関わるか」を模索してきたというまさともさん。
西毛防水では、職人としても現場に立つ一方で、“建物の診断医”として建物診断の重要性を伝える姿勢を大切にしているとのこと。
「職人=作業だけではない」と語る彼に、建物診断の仕事にかける想いや、お客様と向き合う上で大切にしていることを伺いました。

増田 成鵬 / 営業・施工
法政大学でキャリア論を中心に、心理学・社会学・経済学など多分野を横断的に学びながら、「変化の時代における自分らしい働き方」や「仕事を通じて社会とどう関わるか」を模索。在学中はインターン、地域活動、NPOとの連携にも取り組み、実践を通じて“キャリアの軸”を育む。その後、西毛防水に入社し、現在は営業〜現場管理〜施工まで幅広く担当。
「建物の診断医」として建物の状態を見極め、必要な処置を判断すること

ーー普段、どんなことを意識して仕事をされていますか?
お客様から「職人さんならどこも一緒じゃないの?」といった声をいただくこと、実は結構あります。
でも本当は、“誰が診て、何を判断するか”で結果はまったく変わってくる。私たちの仕事って、実はすごく医療の現場に似ているなと思っています。
病院では、お医者さんが診察して、病気の原因を突き止め、治療方針を立てる。そのうえで、薬剤師さんが薬を調合してくれますよね。
建築の現場もそれと同じで、
・お医者さん → 元請け(診断・方針の決定)
・薬剤師さん → 職人(処方に沿って施工する)
この関係性が成り立っていると考えています。
つまり、“診断”を誤れば、どれだけ腕の良い職人であっても、意味のない工事になってしまう可能性がある。それだけでなく、根本原因が放置されていたら、あとで被害が広がってしまうことだってあるんです。
「職人である前に、“建物診断のプロ”でありたい」
——なぜ西毛防水では“診断”を重視しているのでしょうか?
私たちは職人として施工もできる会社ですが、そこに至るまでの“診断”の工程にこそ、会社としての価値があると考えています。
たとえば、「雨漏りしている」と聞いて屋根を全部塗り替える。これ、一見親切に見えるかもしれませんが、原因が外壁のクラック(ひび割れ)だったとしたら、屋根をいくら塗っても雨漏りは止まりません。
逆に、必要ない部分まで「全部まとめて工事しましょう」となると、それはお客様にとって余計なコストになります。
だからこそ私たちは、
・どこが本当に傷んでいるのか?
・なぜそれが起きているのか?
・どこまで直すべきか?逆に今は手をつけなくていい部分はどこか?
そういったことを建物の構造や経年劣化の知識をもとに総合的に判断しています。
診断を間違えれば、すべてがズレてしまう。だから私たちは、「まず診る」「よく観察する」「伝える」ことに時間をかけます。
「この人たちに診てもらってよかった」と思ってもらえるように

——お客様との向き合い方で、大切にしていることはありますか?
まずは「今の状態がどうなっているか?」を正直に、わかりやすくお伝えすることですね。
「今すぐ工事が必要です」と言うときもありますし、「ここは急がなくて大丈夫ですよ」とお伝えすることもあります。
営業目的で不安をあおるようなことは絶対にしません。
私たちが目指しているのは、「この人たちに診てもらえてよかった」と思っていただける“建物の主治医”のような存在です。
「他社に相談したら、全部やらなきゃダメって言われたんだけど、西毛防水さんは“必要なところだけで大丈夫”って言ってくれて助かった」
そんなふうに言っていただけると、やっぱり嬉しいですね。
“工事ありき”ではなく、まずは“診てもらう”ことから始めてみてください

——これから相談される方へ、メッセージをお願いします。
正直、「どこに相談すればいいのかわからない」「何から始めたらいいかわからない」という方は多いと思います。
そんなときは、“とりあえず診てもらう”というつもりで気軽にご相談いただけたらと思います。
私たちは“工事ありき”ではなく、
「そもそも今、建物がどんな状態なのか?」「本当に工事が必要なのか?」を一緒に確認するところからスタートします。
まずは一緒に、“建物の現状を正しく知る”ところから始めていけると嬉しいです。
建物はお金だけでなく、思い出や家族の安心感が詰まった大切な場所です。
その建物にとって一番いい選択を一緒に考えていくことが、僕たちの役割だと思っています。














