SEIMOU BOUSUI

代表挨拶

【代表略歴】
■ 群馬県安中市生まれ
幼少期から防水職人に囲まれ育ち、自然と建築の道へ進む。

■ ゼネコン(株式会社竹中工務店)に入社
大学卒業後、大手ゼネコンに入社。「高崎芸術劇場」などの大型建築現場に携わり、品質管理や現場基準を学ぶ。

■ 建設業界での「組織づくり・人材育成」
その後、建設業界向けの組織人事コンサルティング、建設SaaS企業の人事/採用責任者を歴任。多くの建設会社や職人の実態・組織づくりに深く関わる。

■ 西毛防水 代表取締役に就任
先代が1999年に創業した「西毛防水」の代表取締役に就任。現在に至る。

「自分が育った場所を残したい」
その想いが、父の会社を継ぐ理由でした。

築く場所を、次の世代へ。

なくしたくない場所がある。
残したい仕事がある。
受け継いでほしい技術がある。

その場所で過ごしてきた人にしか、わからないものがあります。

工場も、倉庫も、店舗も、家も。
建物は、ただそこに建っているだけではありません。
誰かが働き、誰かが挑戦し、誰かが守り、
長い時間をかけて築いてきたものがあります。

私にも、なくしたくない場所がありました。
父から受け継いだ、西毛防水です。

会社を大きくしたいから継いだわけではありません。
有名になりたかったわけでもありません。
ただ、自分が育ってきたこの場所を、自分の代で終わらせたくなかった。

それが、すべての始まりでした。

会社を受け継いでから、お客様の建物を見る目が変わりました。
目の前にあるのは、屋根や壁だけではない。

この場所で、何十年もものをつくってきた人がいる。
この場所で、仕事を覚えた人がいる。
技術を教えた人がいる。
お客様との約束を守り続けてきた人がいる。

その積み重ねの上に、今の建物があります。

そう考えると、建物を直すという仕事は、
ただ古くなったものを新しくすることではないと思うようになりました。
そこで続いてきたものを、これからも続けられるようにすること。

それが、私たちの仕事です。

だから、必要のない工事はしたくありません。
まだ使えるものは、できるだけ活かす。
直すべきところは、きちんと直す。

そして工事を任せていただいたなら、
見えなくなるところまで、自分たちが納得できる仕事をする。
目先の利益より、その建物にとって何が正しいかを考える。
それを続けていきたいと思っています。

私たちにできることは、大きなことではありません。
屋根を直す。水を止める。建物を長く使えるようにする。

でも、その先には、明日も動き続ける工場があり、
そこで働く人がいて、次へ受け継がれていく仕事があります。
だから、この仕事には意味がある。そう信じています。

自分たちが受け取ったものを、少しでも良い形にして次へ渡していく。
会社も。技術も。建物も。そこで築かれてきたものも。

なくしたくないものを、未来へ。

それが、私たちがこの仕事をする理由です。

築く場所を、次の世代へ。

代表取締役 増田龍磨